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うぐいす色の旅行鞄
杉原爽香（すぎはらさやか）、二十七歳の秋。
丹羽明男（にわあきお）との結婚式を間近にひかえ、
爽香は新婚旅行（ハネムーン）用に「うぐいす色の旅行鞄」を買った。
一方、同じころ、向かいのデパートで、爽香と全く同じ鞄を買う
不思議な二人の男女が…。
そして、無事に結婚式を迎えた爽香たち。
はたして新婚旅行は無事に終わるのでしょうか？
登場人物が読者とともに年齢（とし）を重ねる画期的シリーズ第１３弾！
藤色のカクテルドレス
杉原爽香（すぎはらさやか）、２６歳の春。
友人の田端将夫（たばたまさお）が社長を務める〔Ｇ興産（こうさん）〕で、
爽香は畠中澄江（はたなかすみえ）という女性に出会った。
澄江は、１０年前、目の前で強盗に先輩を殺され、今もその記憶に苦しんでいた。
その事件は未解決となっていたが、たな事件が発生！
事態は爽香を巻き込み、急展開を見せはじめる！
登場人物が読者とともに年齢（とし）を重ねる画期的シリーズ第１２弾！
珊瑚
華やかな珊瑚景気にわく五島列島福江島。
明治３８年死者２１９名、明治３９年死者７３４名と、
多くの犠牲者をだしながらもつづけられるサンゴ漁。
歴史に埋もれた空前の海難事故を背景に、
貧しさから１４歳で漁夫となった忠治、新作、金吾の三人の友情と、
一人の美少女はまにかけたそれぞれの愛を通して、
海に生き、死んだ男たちへの哀悼と肉親を失った女たちへの慰安をこめて
描きあげた海洋小説。
銀色のキーホルダー
杉原爽香（すぎはらさやか）、二十五歳の秋。
大学を卒業して２年。服役中の恋人・明男（あきお）の仮出所を待つ日々。
そんななか、《Ｇ興産》の御曹司・田端将夫（たばたまさお）に誘われて、
爽香は海沿いの別荘にやってきた。
婚約者がいるのに好意をもって接近してくる将夫に、不安を感じながら・・・。
そして、その夜、事件が！
爽香は田端家一族の争いの渦（うず）の中に巻き込まれていく。
超人気シリーズ第１１弾！
小豆色のテーブル
杉原爽香（すぎはらさやか）、２４歳の春。
恋人の明男（あきお）が殺人を犯（おか）した衝撃を乗り越え、
高齢者向けケア付きマンションで働く爽香。
担当になった元大女優・栗崎英子（くりさきひでこ）の子どもたちが
財産目当てに計画した偽装（ぎそう）誘拐（ゆうかい）事件に巻き込まれたうえに、
爽香に共犯の疑いが！
一方、拘留中（こうりゅうちゅう）の明男に判決の時が近づいていた…。
登場人物が読者とともに年齢（とし）を重ねる
画期的（かっきてき）シリーズ第１０弾！
国家の品格
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。
国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、
この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。
「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、
社会の荒廃を食い止めることはできない。
いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、
民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。
すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。
暗黒のスタートライン
杉原爽香（すぎはらさやか）、二十三歳の秋。
大学を卒業して古美術店に勤めている爽香に、
元ＢＦ（ボーイフレンド）の明男（あきお）から突然の電話。
在学中から付合（つきあ）っていた中丸（なかまる）教授夫人
真理子（まりこ）が、ホテルで密会中に殺されたという。
無実だと言う明男を信じてかくまう爽香だったが、
隠（かく）れ家（が）から明男が姿を消した直後、第二の殺人が！
登場人物がリアルタイムで成長していく人気シリーズ第９弾！
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