コバルトブルーのパンフレット
カルチャースクールの再建を任された爽香は、
トーク番組の司会で人気の高須雄太郎に講師を依頼。
このとき爽香はビル清掃係の笠木京子と係りを持つ。
彼女の息子、達人が交際相手を殺害。そのとき親子が取った行動とは!?
高須、笠木、そして爽香の兄―。問題を抱えたそれぞれの家庭の行く末は…。
主人公・杉原爽香が読者とともに年齢を重ねる大人気シリーズ!
T R Y(トライ)
1911年、上海。
服役中の刑務所で暗殺者に命を狙われた日本人詐欺師、伊沢修は、
同房の中国人、関に助けられる。
その夜、伊沢は革命家である関からある計画への協力を要請された。
それは、革命のための武器の調達。それも、騙し、奪い取る。
そのターゲットは日本陸軍参謀次長―。
暗殺者から身を守ることを交換条件としてこの企てに加担した伊沢は、刑務所を抜け出し、
執拗な暗殺者の追走を受けつつ、関たちとともに壮大な計画を進めていく。
騙し騙されるサスペンスフルなコンゲームとスピード感、
全選考委員の大絶賛を受けて第19回横溝正史賞を受賞した超大作!
天才脳は「発達障害」から生まれる
キレやすく執拗だった織田信長、段どり・あとかたづけができなかった葛飾北斎、
異常なまでにものを書きまくった南方熊楠、お金にだらしがなかった野口英世、
際限のない欲望に駆られ働きつづけた中内功。
彼らの伝記や日記を読み解くと、コミュニケーションや日常生活に
独自の困難を抱えていたことは明らか。
脳になんらかの機能障害があったのではないかと筆者は推測する。
大切なのは、だからこそ彼らは「天才」たりえたのだ。
「障害」の負の側面ばかりにとらわれ、才能を殺しがちの日本社会に必要な発想の転換。
三毛猫ホームズの運動会
素晴らしい青空の下、今日は警視庁の運動会。
おなじみ片山義太郎も晴美も、石津も三毛猫ホームズも、ルンルン気分で参加している。
だが、そこへ凶悪犯の山口がまぎれこんだから、運動会は大混乱。
山口は、妻を死なせた吉田警部に復讐するために脱走してきたのだ!
その吉田の妻も不倫の恋に悩んでいて…!?
われらがホームズ、ネコ奮迅の大活躍!
人生生涯小僧のこころ
大峯千日回峰行者が超人的修行の末につかんだ世界 [単行本]
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