NBN通信3号          2000年8月発行

  《 代表の言葉 》
 過日(6月4日)名古屋点訳ネットワーク総会が滞りなく行われました。
 参加してくださった方々、ありがとうございました。
 ○ 前年度の活動報告、会計報告
 ○ 役員の交代があり、次の新役員及び新担当が決まりました。
 新役員 
  代表   木全三保子(はづき会)
  副代表  鈴木芳夫(名視協)
       佐藤美智代(ポチの会)
  会計   宇津野登美子(南点字新生会)
  会計監査 山崎すみ子(六点会)
 新担当
  広報   大倉裕子(みなづき会)
       花井敦子(はづき会)
  点訳担当 佐藤加代(コスモアクティブ)
 (尚、中島、平瀬両氏には技術面、指導面で今後も大いに協力していただきます)

 ○ 新年度の活動予定として秋に、Windows上での点訳についての講習会を   しようということになりました。
 ○ 名古屋点訳ネットワークも使い勝手も追求していく予定です。

 名古屋点訳ネットワークはここを利用していただく人々のものです。どんどん覗いて参加してください。
 新役員、担当微力ですが、何はともあれよろしくお願いいたします。
                木全 三保子(はづき会)


 名古屋点訳ネットワーク総会報告

  名古屋点訳ネットワークホームページ
   http://www.n-braille.net/
                     
               平成12年6月4日(日)午後1時〜
                       名古屋市総合社会福祉会館

1 事業報告
・ パソコン通信を使ったシステムだったが、誰もが手軽に見ることができるようイ
 ンターネットのホームページを開設
・ 広報紙「NBN通信」の発行
・ より多くのデータを登録できるよう点訳グループへ「点訳データリストアンケート」を実施
・ インターネットを使ったことのないボランティア、視覚障害者のために「インターネット講習会」を開催
Q インターネット講習会は今後もやるのか?
A 後ほど事業計画のところでみなさんで検討したい

2 会計報告
   別紙のとおり
    次年度繰越しと昨年度の名古屋市社協からの助成金5万円をあわせて、MOと
    SCSIボードを購入する予定

3 役員の改選について
   いろいろなグループのメンバーが交代で役員をすることにより、NBNが自分たちの
   会という認識をもって運営していけるとよい
   広報は2名いればできるのではないか
    代表    木全三保子(はづき会)
    副代表   佐藤美智代(点訳ポチの会)・鈴木芳夫(名視協)
    会計    宇津野登美子(南点字新生会) 
    会計監査  山崎すみ子(六点会)
    広報    大倉裕子(みなづき会)・花井敦子(はづき会)
    広報の点訳 佐藤加代(コスモアクティブ)


  Q この会自体はどのような運営をしているのか
  A 特に会員制をとっているというわけでなく、このNBNを利用して点訳データの流
    通や情報の共有をしたいと考える人が参加をしているもの。ボランティアもどんど
    ん自分たちの点訳データを掲載してほしい。ボランティアも視覚障害者も受益者と
   なると思う。

4 事業計画
   DOSで動くパソコンが今後少なくなっていくため、Windowsでのパソコン講習会
   をしてほしい
   インターネットの講習会ももう一度行ったらどうか
  ・一日かけて「Win‐BES」とインターネットの講習会を行うこととする
  ・説明は、中島さんと平瀬さんが担当する
  ・ノートパソコンを持っている人は持参してもらう
  ・10月1日に予定しておりますので、決定し次第通知をお送りします

5 その他
  ・点訳データを送付する場合に、最初に「書名・著者名・出版社名・点訳者・手打ちかパソコンか」をテキストファイルで付けてもらえるとよい
  ・点訳に関して質問がある場合は、インターネットの掲示板に書き込みをしてもらうか、メールで中島さんか平瀬さんまで。



  視覚障害者とパソコン
                  平瀬 徹(大樹会)
 パソコン点訳が主流になり、挿入や削除などの編集が簡単にできるようになりました。視覚障害者の立場からしても、かさばる点字本の山から解放され、パソコンとピンディスプレーで必要な所を検索しながら読むことができるようになりました。せっかく点訳して下さった本なのに、まだ開いていないデータがディスクの中で眠ってたりします。こういう状態が、晴眼者でいう「つんどく」に当たるのでしょうか。申し訳ありません。
 ところで、視覚障害者がパソコンを使うようになると、点訳ボランティアの方々にもパソコンについて質問なさる方が増えていることと思います。大樹会の例会にも、ノートパソコン持参で、トラブルを解決してほしいという方がいらっしゃいます。
 そこで今回は、点訳ボランティアの方々がこれからパソコンを購入なさったり、視覚障害者の方のサポートをなさるのに少しでもご参考になればと、私の体験を交えてお話したいと思います。

 まず、パソコンの機種選びですが、これからはもうMS−DOSは捨ててもいいと思います。まだNECのPC−9821シリーズのパソコンはデスクトップもノートも数機種ずつは残っていますが、割高です。私もカルテ管理だけどうしてもWINDOWS上で動く満足なソフトがないので98パソコンを使っていますが、ほとんどの作業はWINDOWS上でしています。
 WINDOWS用の音声画面読みソフトは、外付けの音声合成装置が必要なく、内蔵のサウンド機能を使って音声を出力させることができます。晴眼者と同じように、ノートパソコンを持ち歩いて、出先でインターネットしたりすることも可能になりました。
 WINDOWS用のパソコンは、デスクトップなら十万円を切るものも出てきましたし、インターネットすることを条件に、数千円のリース料金で使用することもできるようになりました。
 視覚障害者はマウスを使うことはできませんが、晴眼者であればマウスを使いながら簡単にトラブルを解決できるようになりましたので、サポートも楽になったと思います。
 一つだけ気をつけないといけないことは、点字入力ができないパソコンがあること。6点入力はできても8点入力できないものもあるので注意が必要です。IBMのパソコンは今のところ全機種大丈夫のようです。富士通のパソコンのように最初からたくさんのソフトが入っているのに惹かれて購入したりすると、点訳ができないというようなことがあるので、点訳ボランティアの方もご注意なさったほうがいいと思います。

 ワープロソフトについては、MYWORDVがリリースされて、ようやく視覚障害者に馴れ親しまれてきたAOK点字ワープロと同じ水準になったというところだと思います。MYWORDVでは、行数と列数を指定してやると簡単に表を作成できたり、枠の上でスペースキーやデリートキーを押すことで自在に表を伸縮させることもできます。
 WINDOWS上で初めてできるようになったことに、文字認識があります。スキャナというコピー機のような機械のガラス面に印刷された原稿を載せてパソコンを操作すると、文字として認識して音声で読んでくれます。しかし、l,1,iなどを読み違えることも多いので、取りあえず何が書いてあるかを身近に読んでもらえる人がいないときに知るのにはよいのですが、完璧なものはできないので、点訳ボランティアや朗読ボランティアが必要でなくなる日は永久にこないと思います。
 話題の音声認識ですが、エンロールといって、5時間以上も自分の声を登録しなければならないという労力の割には誤認識も多く、キーボードから入力したほうが遥かに高速です。

 点訳ソフトについては、WINBとWIN−BES99が無料です。
 WINBはBASEのWINDOWS移植版ですが、ピンディスプレーや音声ソフトに対応していないため視覚障害者には使えません。印刷機能もありません。
 WIN−BES99は、BASEと使い勝手が違うため、違和感があるかもしれません。私は点字の校正や読書には、ブレイルスター For WINDOWSを使っています。WIN−BES99とブレイルスターはデータに互換性があり、行数やマス数を変更してもレイアウトが崩れないという利点があります。最近はアメリカサイズの大きな点を打ち出す点字プリンターで、高速に両面印刷できるものも出てきています。中途失明された方のために、大きくて読みやすい点字の本を作ってあげるときも、簡単に行数やマス数を変更できるのは便利です。

 最後に、インターネットの操作についてお話します。
 視覚障害者用のインターネット音声化ソフトには、ボイスサーフィン、ve2000、ホームページリーダー、PC−Talkerなどがあります。
 ボイスサーフィンは、文字表示だけで画像表示がないので、テンキーだけで殆どの操作ができるという点では便利なのですが、晴眼者とともにネットサーフィンするにはおもしろくありません。
 VE2000は、リアルタイムに変化するホームページをうまく解析できないようですが、ボイスサーフィンと同様初心者には使いやすいソフトだと思います。
 ホームページリーダーもテンキーだけで操作できて視覚障害者には使いやすいソフトですが、プログラムが大きく、たくさんのウィンドウを開くため、動作が重いのが残念です。
 私はPC−Talkerをメインに使っています。インターネットエクスプローラを直接音声化していますので、高速でとても快適です。ページが表示されてもリアルタイムに読まないという問題はありますが、取りあえずリンクをたどって必要な情報を取り込んでおいて、後で電話を切ってから内容をゆっくり読むというニーズには快適です。
 タブキーを押すとリンクを探してくれますので「ここだ」と思ったところでエンターキーを押します。表示されたページを読むには、ALT+CTRL+F10キーを押します。またタブキーを押してリンクを探し、エンターキーを押して次のページを表示させ、ALT+CTRL+F10で内容を読む、という繰り返しでアクセスしています。
 フォーム入力が必要なときは、タブキーで項目を移動し、ボタンは上下左右のカーソルキーで選択します。文字入力が必要なときは、F2キーを押すと簡易エディタが起動しますので、ゆっくり入力してエンターキーを押すと、その内容がフォームに入ります。

 以上、私のパソコン環境についてお話しましたが、皆さんが点訳活動をなさっていて、周囲の視覚障害者と交流なさるときの何かの参考になれば幸いです。
 もし何かお困りのことがございましたら、ご遠慮なくご連絡下さい。


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  《 グループ紹介 》
    点訳出版ボランティアサークル大樹会 
                  会長 中西和子
 タイトルのように、大樹会は「点訳出版」を中心にしたサークルです。今はパソコン点訳ソフトが出回り、特に名古屋周辺では早くからパソコン点訳が広まって、点字出版が多くのボランティアに身近なものになっています。しかし大樹会発足当時は、点字出版といえば、足踏み式製版機と、ローラー式印刷機のセットが必要で、ボランティアで出版を行なうところは非常に珍しい存在だったと思います。
 1987年から、点字月刊情報誌「ハロー」を発行しています。創刊当時は30ページほど、パソコン点訳になってからは40〜50ページで、年間購読料1500円と有料ですが、創刊号からの読者も多く、励みになります。
 数年前からカラオケ歌詞集の発行も始めました。ポップス系の「ソングブック」(月刊)と、「演歌歌詞集」(隔月発行)です。1冊350円の読者を募るとき、@まず「ハロー」の読者や、以前にハローを購読していた人に案内を出しました。A次に点字毎日新聞(毎日新聞系で、週刊で発行されている)にカラオケ歌詞集発行の案内を載せてもらいました。点字毎日に広告として載せるとお金を払わなければなりませんが、新聞の図書を紹介するコーナーにタダで載せてくれました。(これには大樹会が、ハローを継続して発行しているという信用もあったのかもしれません)Bそのあと、墨字の新聞社から取材があって、点字カラオケ歌詞集発行という記事を載せて頂きました。どの新聞社が最初だったか忘れてしまいましたが、1紙に掲載されると、他の新聞社からも取材があり、立て続けに数紙に掲載されました。@ABともそれぞれ反響がありました。Bは、新聞を読んで視覚障害者向け録音テープに入れたいので漢字の読みを教えて欲しいという申し出が、1年後まで合わせると数件あり、このテープを聞いた人からも申し込みがあったかもしれません。(Aの墨字新聞に掲載されたのは、「歌が好きで点字も手伝いたい」というボランティア入会という思わぬ効果もありました。)
 @AB合わせても、点字を利用する視覚障害者の何%に案内を出せたかはよくわかりません。最近インターネットのあるホームページに「ソングブック」最新号の曲目を紹介したら、10件近くの購読申し込みがありました。
 一つ点訳したら、その本を読みたいと思っているなるべく多くの読者のもとに届けたい、と、ほとんどの点訳ボランティアの方が思われることでしょう。でも今までは方法が分からなかった…。これからはインターネットが使えます。名古屋点訳ネットワークのホームページを利用することによって、どのサークルの点訳物も、より多くの読者にめぐり合えることになると期待しています。
 また、大樹会の「ハロー」で紹介してもよい点訳データをお持ちの方は、ご一報下さい。


    コスモアクティブ
会長 大橋 敦子
 悲しいかな、点訳者は顔を合わせれば分かち書きの話ばかり……。
 点訳者は人に挨拶するのもそこそこに点字の話に夢中になり、分かち書きについて聞きまくる。
 各地で点訳講習会は開かれるものの、講習期間は短いうえに講習が終われば一部の講師を除き、その後のケアをしてくれない。点字の表記についての各種のテキストや参考書がありますが、必ずしも同じではなく微妙な違いがあったり、指導者によっても答えが様々で点訳者の悩みはつきません。点字図書館や盲学校などの施設に属している点訳者は、良い指導者に恵まれ適切な指導と助言を受けることができるが、近年増えている各地域に点在する点訳者やグループは、指導者も持たず、多くの悩みを抱え苦慮しているのが現状のようです。
 そこで点訳者同士がお互いに情報や意見を交換し、点訳活動に役立てようと集まったのが「コスモアクティブ」です。
 他の点訳グループに属している人も多く、情報交換というよりは愚痴のこぼしあいの場といったほうが正しいかもしれません。
 点訳者は、点字の表記だけできればいいというわけではありません。
 良い表記をするには言葉のセンスを磨くことが必要だし、良い点訳本を作るためにはレイアウトも考えなくてはいけないし、製本の知識も必要です。
 点訳した本を読んで貰うためには、視覚障害者の意見も聞かなければいけません。目の不自由な人たちが何を望み、何を必要としているかを知るためには、交流も必要です。
 点訳活動を通して、アクティブ(活発な、積極的な)な活動とコスモス(秩序と調和のある世界)を目標に会員一人一人が自分を見つめ直し、人と人の繋がりを大事にする人たちの集まりにしたいと思っています。


  インターネットのホームページを作るには
                  中島 正二(はづき会)
 ホームページ(正しくはウェッブ・サイトっていうんですね)を作るには、HTMLという言語を理解しなければ作れません。
 掲載したい内容の全体が、<HTML>と</HTML>に挟まれている必要があります。また、表示させたい部分は<BODY>と</BODY>に挟まれていなければ表示させることはできません。
 まだまだ、細かなルールがあり、これらに関することを書いていると1冊の本になってしまうので、とても覚えられるようなものではありません。(私もこれらのタグ全部を覚えていないので、必要なところは本を見てホームページを作っています)

 そこで、お手軽なのがワープロソフト!最近のワープロソフトの多くにホームページ作成用の機能が搭載されています。
 まず初めに、お手元にあるワープロソフトのバージョンを確認して下さい。
 ジャスト・システム社の一太郎8、マイクロソフト社のワード98またはロータスのワードプロ2000以降のものであれば、何の知識もなく、ホームページ用のデータを作ることができます。
 それ以前のものでも作成できますが、あまり古いものが我が家にないので、確認することができません。一太郎7やワード97でも作成可能ですが、あまり質の良くないものができてしまいます。

 まず初めにしなければいけないことは、どんなホームページを作りたいかを決めなくてはなりません。何も決めずに勝手に何かができるようなことは絶対にありません。必ず人間が決定して下さい。
 次に(これが一番やっかいですが)イメージにできるだけ近いものをワープロで作ります。文字だけでも良いでしょうし、画像を張り込むこともすてきでしょう。でも自分がどこまでできるかは誰にもわかりません。
 できるだけイメージに近い、そして自分で作ることのできる程度のことをワープロで作るように努力して下さい。この部分がもっと知りたいところでしょうが、僅かな紙面で説明できるとしたら、ワープロ・パソコン教室はいらないでしょうね。
 イメージに近いものがワープロで作れたら、最後に保存をします。

  一太郎9では、以下の手順でホームページ用のデータを作成することができます。
【ファイル】→【他形式の保存/開く】→【HTML形式で保存】これでホームページ用のデータの出来上がりです。

  ワード2000では以下の手順でホームページ用のデータを作成することができます。
【ファイル】→【webページとして保存】これだけでできますが、保存するときにページタイトルを変更しておくと良いでしょう。ページタイトルは今インターネット上のどこにいるのかを調べるときの手がかりになります。

  ワードプロ2000では、次の手順でホームページ用のデータを作成することができます。
【ファイル】→【保存】で、「ファイル名」のすぐ下の『ファイルの種類』を{HTML}に換えて保存すればよいのです。このときになにやら恐ろしげな注意が出てきますが、無視して先に進んで下さい。できあがったデータは、ほぼ、そのままでホームページ用のデータとして使えます。

 有名な3つのワープロソフトを例にしてみましたが、詳しいことはそれぞれの説明書をお読みになるのが最も確実です。

 これら3つのワープロソフトで作成したデータはそのままでホームページに使えますが、場合によっては表示されるイメージがブラウザ※によって異なる場合があります。
 また、ワープロで作成したデータは余分なコードが混ざってしまうことがありますので、少し手を加えないとホームページのメモリーが足りなくなってしまうこともあります。
 と言っても、普通はそれほど多くのメモリーを費やしてしまうほどのことはありませんのでご安心下さい。

 私個人としてはマイクロソフトのワード2000が最も気持ちよく文章ができるのですが、この3つの中では最も多くの余分なコードを発生させてしまいます。
 ほとんど使うことはありませんが、ロータスのワードプロ2000が余分なコードが少ないように思えます。

 これ以上詳しいことは紙面上では説明し切れませんので、講習会を開くことにしましょう。日程等が決まりましたら、「名古屋点訳ネットワーク」のホームページに掲載します。
中島 正二(はづき会)

  《お知らせ》
 ○ 漢点字のメーリングリストに次のような情報がありました。
 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 浦口@BBAです。
 日盲社協(日本盲人社会福祉施設協議会)が来春の1月28日(日)に点字技能認定試験を実施するとの情報を得ましたのでご紹介します。
間違っているようでしたら、関係者のみなさまの修正・補足をお願いします。
 応募は9月15日から10月末日までで詳しい資料および受験申込書は次へ請求すれば入手できるとのことです。

 〒162−0054
 東京都新宿区河田町10−10
 社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会
 点字技能検定試験事務局

 墨字の資料は、送付先(郵便番号、住所、氏名)を記入した定型内サイズの返信用封筒(90円切手添付)を同封して申し込むとのこと。
 点字の資料は、送付先(郵便番号、住所、氏名)を記入した点字用紙を折らずに入る大きさの返信用封筒(「盲人用」と表示)を同封して申し込むとのこと。

 私は昔からアメリカの議会図書館が発行する点訳者ライセンスや校正者ライセンスのようなものが出来るべきだとだれかれとなく機会あるごとに話してきましたが、やっと実現するのかと大変嬉しく思います。
 合格すると「点字技能士」という資格が得られるとのことですがアメリカのようにこの資格さえもっていれば、点訳者としてどこでも受け入れてくれるようになっていく、つまりは点訳者の互換性が高まり、点訳者の真のネットワークが育っていくことを切に願うものです。
 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 以上、情報としてご報告いたしましたが、日時等の変更があるかもわかりませんので、詳しくお知りになりたい方は、各自お問い合わせ下さい。

 ○ NBN点訳講習会を10月1日開きます。
   ノートパソコンがあれば、持参。
   場所 市社協6階会議室
   時間 午前10時より


  [編集後記]
 依然としてPR不足(しておりませんが)で、グループ紹介をお願いして、この「会」はどういう会かと聞かれたり、総会の折にも聞かれて、前会長が説明をしたりと面倒さが一緒に伴っているような気がしますが、地域の仲間に口コミで末永くつながっていき、横のつながりもあったらいいなと思っています。
 やっとNBN通信の形が出来上がりホットしました。とは言っても木全さんに意見をお聞きしながら、ただ資料の請求をしただけで何かをやったという思いはありませんが、とにかく秋がくる前でよかった。
 収録するものの選択は、内部の方から次々に沸き上がってきました。皆さんの感じていることを次回に反映できますように、掲示板か、事務局、木全さんに郵便でお寄せください。
 また、この点字版をご希望の方もお申し出ください。
     (A&H)

  [連絡先]
  名古屋点訳ネットワーク事務局
    名古屋社会福祉協議会
    ボランティアセンター内
  〒462-0844 北区清水4−17−1
        TEL 052−911−3191(代表)
        FAX 052−913−8553
    NBNホームページアドレス  http://www.n-braille.net/
        

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