《名古屋点訳ネットワーク 講習会の報告》

T-エディタの講習会、漢点字の紹介

 〈報告〉

 4月20日(日)午前・午後 会場は名古屋市総合社会福祉会館(黒川・北区役所上階)6階の多目的会議室でT-エディタの講習会、漢点字の紹介開催しました。

 午前中楽譜点訳研究会の横家容子さんにT-エディタの講習会をしていただきました。

 午後、平瀬徹さんから漢点字の紹介とはづき会も協力する形で漢点訳の方法などを学習しました。

 40名ほど参加者がありました。天候も不順な中、遠く愛知県外からも参加があり、みなさん、たいへん熱心に学習されました。

 また6点漢字を使用している方、漢点字を読んでいる方も参加して下さり、実際に読んでくださったりご自身の体験などの発言もいただきました。

 また、新しく開発されました漢点訳ソフトの紹介もありました 

〈感想〉

NBN通信8−3
 点訳ソフトの勉強会が終わりました。

 NBNとしては2回目のお願いだったんですが楽譜点訳研究会の横家さんが快くお引き受けくださり、開催できる運びとなりました。

 急に降って沸いたような開催で広報があまりできなかったし、横家さんの予定がちょっと変わり時間が短縮されてしまったのではありますが、今回も大勢の方の参加を頂き、うれしい限りでした。あまりこういう機会がないので楽しみにしていますとのご意見もいただき、ほんとによかったと思いました。

 ちょっと使い慣れていない機能をご紹介くださいとのお願いに、音声を聞きながらの点訳に挑戦してみようかと思われた方が大勢出ました。これによってこの地域の点訳に変化が起こるかもしれませんね。点訳者としては楽ができるかもしれません。でも、気をつけましょうねえ。

 午後からは全国的にも珍しい漢点字の紹介をしていただきました。点訳仲間であり、読者でもある大樹会の平瀬さんと漢点字の点訳をされているはづき会の木全さん。視覚の人たちのご意見をいただきながらの紹介会でしたが、いかに視覚の人が漢字を使う・読むことに感動を共にしてきたかが感じられるお話にうなずいてばかりでした。点字活動自体はかな点字より楽そう、と思いました。知らない方に教えて差し上げていただきたいと思っています。

 皆さんと共に開催できてよかったと思う研究会でした。

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